前回の「ダウンシュラフ選びのあれこれ〜その1」で構造やスペックから
選択基準を整理したのでいよいよどのブランドのシュラフを選ぼうか
比較して見ていきたいと思う。
候補としては日本ブランドのモンベル、ナンガ、イスカの3ブランド。
前回米国のサイトからモンベルのダウンシュラフのダウン量を再掲載。
U.L.スーパー スパイラルダウンハガー #0 800FP ダウン量850g
U.L.スーパー スパイラルダウンハガー #1 800FP ダウン量595g
U.L.スーパー スパイラルダウンハガー #3 800FP ダウン量311g
U.L.スーパー スパイラルダウンハガー #5 800FP ダウン量226g
最初は多くの方が持っていて評判もよいモンベルを買おうと思っていました。
そのなかでも春から秋にかけて長い期間使えるという#3が最有力候補だったので
ダウン300gを目安に選びはじめました。
まずは基準となるモンベル
U.L.スーパースパイラルダウンハガー#3
【素材】 中綿:800フィルパワー・EXグースダウン (ダウン90% フェザー10%)
生地:12デニール・ナイロン・ダブル・リップストラップ(バリスティックィエアライト)
【羽毛量】 311g
【重量】 620g(本体重量:600g)
【収納サイズ】 14×28cm
【快適睡眠温度域】 0℃〜
【使用可能限界温度】 -10℃
【価格】 定価25,500円
イスカの300g前後のモデルは
イスカ エア 280X
【素材】 中綿:800フィルパワー・ホワイトグースダウン (ダウン90% フェザー10%)
生地:表/コーデュラナイロン100%・裏/ナイロン100%
【羽毛量】 280g
【重量】 550g
【収納サイズ】 14×24cm
【参考使用温度】 2℃
【価格】 定価 25,725円
ナンガの300g前後のモデルは
ナノセンター300DX
【素材】 中綿:760フィルパワー・ホワイトダックダウン (ダウン90% フェザー10%)
生地:30dnナイロンNANO-tex撥水加工
【羽毛量】 300g
【重量】 620g
【収納サイズ】 15×21cm
【快適使用温度】 -2℃
【使用可能限界温度】 -8℃
【価格】 定価 25,200円
ダウン
モンベル、イスカが800フィルパワーのグースダウンなのに対し、ナンガは760フィルパワーのダックダウン。フィルパワーもそうだが、モンベルとイスカはグースダウンというところもポイントが高い。(グースダウンの方がダックダウンより保温力が高い)
ナンガにも860フィルパワーのグースダウンモデルがあるが価格がドーンと上がってしまう。
ダウン量はモンベル311g、イスカ280g、ナンガ300gとなっており
数字上ではモンベルの保温性が高い。
800フィルパワー280gと760フィルパワー300gではどちらが保温力があるのかは不明。
気になるのはナンガの快適使用温度が -2℃となっているのに対し、モンベルでも快適睡眠温度域は0℃となっている所。ダウンの数字上ではモンベルが一番保温力があるはず。
撥水
モンベルは世界最高レベルと謳うポルカテックス加工。
イスカは撥水加工の記載は無いですが、「ゆかいな田舎の小家族」さんが
その撥水性を実証してくれています。
ナンガはNANOtex撥水加工。
どれも撥水性はクリア。
構造
モンベルはボックス。イスカは上側がボックス、下側がシングル。ナンガはシングル。
いずれもスリーシーズン用なのでドラフトチューブ、ショルダーウォーマーは無し。
重量
モンベルは600g、イスカが550g、ナンガが620g
その他カタログ値以外の検討材料として
モンベルはユニークなストレッチシステム。窮屈でないフィット感を生みだし、デッドスペースが少なく暖かく感じる。
イスカは立体構造と足元に多めのダウンを封入し足元の保温力が高い。裏面シングルのダウン少なめ、上面ボックスのダウン多め、と強弱を付けたこだわりの設計が感じられる。
ナンガは国内生産&永久保証の安心感。ゆったりめの作りのためデッドエアーがうまれる。重量が重いのも作りが大きい分その分生地も多く必要になるのでそのためか??
整理しているうちに欲しいものがかたまってきたぞ。
イスカ(ISUKA) エア 280X
ナチュラムならポイント含めると約20%OFF
¥23,153(税込み)
9%割引、2,546ポイント還元
ナンガ(NANGA) ナノバック300センタージッパーDX
ナチュラムならポイント含めると約23%OFF
¥20,000(税込み)
600ポイント還元
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